ROSSAM/EDLC Fシリーズ バッテリー並列接続の取付方法

1.ECUの記憶を消してリセット装着する方法(通常)
  @エンジンが停止した状態で、バッテリー端子を外し、約30秒放置しますとECUの記憶がリセットされます。
AEDLCの赤ケーブルをバッテリーの(+)端子へ、黒ケーブルをバッテリーの(−)端子に取り付けるだけで完了です

BF4350、F8450は予め予備充電を行ってからバッテリーへ装着してください。(付属の説明書参照)

2.ECUの記憶を消さないで取り付ける方法(危険ですので専門知識のある方のみ)
  @エンジンをかけます。
Aエンジンがかかったなら、バッテリー端子のプラスとマイナスを外して本装置の端子をバッテリー端子に繋いでください。オルタネーターが発電している為にエンジンは始動したままになります。もちろんECUの記憶は消えません。

※ECUの記憶を消さないで取り付けした場合でも、再学習は行われますが車種により全ての走行パターンを学習し終わるまで約2週間程かかる場合がございます。
 
3.外車や国産高級車の方は注意
  最近の外車や国産高級車の多くはセキュリティーロック機構を備えています。その為、不用意にバッテリーを外しますと、以後暗証番号を入れないとエンジンが始動できなくなります。暗証番号がわからない場合は、エンジンを始動したままで装着すればセキュリティーロックは掛かりません。お取付が不安な方はお車の購入ディーラでの装着依頼をお勧めします。
4.取り外す際の注意
  EDLCは、バッテリーと同じように電気を蓄えますので、取り外しますと本体に電気エネルギーが蓄電されたままになってしまいますので、ショートすると危険です。
かならず、以下の手順で取り外してください。
@本体ヒューズ交換式ご使用の場合は、ヒューズを抜いていただくだけで、安全に取り外すことができます。
A使用を止め長期保管する場合は取り外し後に再びヒューズをセットしイナズマテスターを繋ぎ電力を消費させ電圧が無くなってから、プラスとマイナスの端子をショート状態に繋いで保管してください。
(ヒューズが交換できない機種も、同様に放電させてから端子をショート状態にして保管してください。)


バッテリーの端子サイズが合わない場合の変換プラグなどにご注意ください。材質が抵抗を伴う場合充電が不良になる場合がございます。できうる限り銅製品をお使いいただき、かならず端子を清掃してからの取り付けをお願いいたします。

一部のNET掲示板などで、バッテリーの取り外し方としてマイナスから先に取り外さないと電子機器を壊す危険性があるという誤った都市伝説が出回っております。たしかに通常バッテリーを取り外す場合はマイナスを外すのが常道と言われてきました、これは液式バッテリーの発生する水素ガスによる引火を防ぐための方法です。
最近のバッテリーはほとんど密閉式ですのでこの手順は無意味なものとなりつつあります。
従いまして、外す手順により電気機器類の故障につながるなどという噂はまったく根拠のないものです。どちらから外しても無理にショートでもさせない限りは電子機器などの故障は有り得ませんのでご安心ください。


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